色の豆知識
ニュートンは1704年、著書「Optics」の中で「色彩は光そのものである」と述べています。
光に色がついているわけではなく、色は光によって引き起こされる「感覚」であるということを述べているのです。
同じ色や光でも場合によっては異なった色彩感覚を生み出すことがあるというのです。
「光は網膜を刺激して視感度を励起することが出来る放射である」
と定義し、光が目を刺激した結果、可視光である色が初めて認識されるということを科学的に証明したのです。
こうしたニュートンの実験化学による物理的事実に対してゲーテのほうは、
生理学、心理学を含めた経験科学的方法で、経験的事実として色彩をとらえたのです。
このことはゲーテがニュートンのできなかった色彩の本質への展開ができた理由であり、
それが現在でも「知的心理学」や「色彩心理学」の分野で評価されている部分ではないかと思います。
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