色の上手な活かし方

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イライラを解消する青系の待合室

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interior8

暖色系と反対に、などの寒色系は

「時間を過小評価する色」

です。1時間いてもそんなに過ごした気はしないということです。そこで、自分の意に反して長時間すごさなければならないような病院や薬局の待合室には淡いブルーが使われています。

寒色系は副交感神経に作用し、心拍数が下がって血流量が減り気持ちがおだやかに落ち着きますから、痛みや不調でイライラしがちな患者さんにもやさしい環境となります。

 

 

また、同じ寒色でも紫は体の免疫系に働きかけ、自己治癒力をうながす色と言われています。

ヨーロッパでは色彩治療法を実践する病院では、

退院前の体力回復期にある患者さんを1週間ほど紫色の壁の病室に移すそうです。

すると自己治癒力が活性化して治りが早くなり、早期退院に結びつくというわけです。

日本でもこうした色彩効果を取り入れる病院は増えてきています。

もし待合室や病院受付で紫と白が基調の花や絵画を見つけたら、具合の悪い時ほどそのすぐ前に座って紫色を見るようにするといいでしょう。

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